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電気工事の仕事の就職前にチェック!蓄電池設備のポイントと充電方式

こんにちは!
群馬県高崎市に事務所を構え、主に関東一円にかけて電気工事をはじめ、太陽光発電設備工事、オール電化・蓄電池工事を手掛けている株式会社レノエコロジーです。
弊社が取り扱っている蓄電池設備は、一般の方には聞き馴染みが少ない設備かもしれません。
そこで今回のコラムでは、蓄電池設備のポイントと充電方式についてご紹介します。

蓄電池設備のポイント

電球
蓄電池設備とは、防災用蓄電池もしくは直流電源装置のことを指します。
蓄電池設備は主に非常用照明の電源や、受変電設備の制御電源のバックアップとして用いられていることが多いです。
何らかのトラブルで停電が起こった際に、電力を停止することなく供給するための設備です。
そして蓄電池を設置する際には、いくつかのポイントがあります。
蓄電池設備の設置場所や防火設備の設置には、消防法や火災予防条例で規制があります。
同施設に設置されている蓄電池の容量が、合計で4800Ah以上となる場合、消防法や火災予防条例による規制の対象となるため、所轄の消防署に設置届を提出する必要があるのです。
また、蓄電池設備は次第に劣化していきますが、外からはその劣化が分かりづらいため、定期的な法定点検が義務付けられています。
設備によって点検基準・頻度・点検報告の要不要などが異なっているため、事前に確認しておきましょう。

充電方式

蓄電池の充電方式には、いくつかの種類があります。
まず1つ目が均等充電方式で、これは長期間の使用によるセル電圧のばらつきを補正し、均一化するために行う充電方式のことです。
均等充電をどの程度の間隔で行うかは、メーカーや製品によって異なっているため、設備に応じてメーカーに確認をしなければなりません。
そして2つ目が回復充電で、これは放電し容量の減った蓄電池に大きな電力を流すことで、急速に充電を行う方法です。
しかし、満タンになった後も継続して充電を続けていると、蓄電池が故障してしまう可能性があるため、満タンになったら電圧を下げる制御装置がついている場合があります。
さらに3つ目がトリクル充電方式で、これは蓄電池に微弱な電流を流し続けて、負荷機器を使用し続けることができる充電方式です。
この方式は満タンになるまでに時間がかかりますが、急速充電よりも負担や劣化が少ないので、防災用の蓄電池などで採用されることが多いです。

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